この記事の対象者は、
- 数学できないコンプレックスを抱えている人
- 過去に数学から逃げたことを気にしている人
- 数学を学び直したい人
などです。
本記事の内容
- 数学できないコンプレックスを克服する方法【学び直すしかない】
- 目に見える実績が欲しいなら数検を取ればいい
- 数学ができると頭よくなった気がして自信つく
この記事を書いている僕は、趣味で数学を学んでいる人間です。
理系の大学に通っているわけでもなく、仕事で数学を使っているわけでもありません。
ただ純粋に数学が好きになったから学んでいます。
ちなみにもともと、数学が大の苦手でずっとコンプレックスを持っていました。
そのコンプレックスを解消するために学び直した面もあります。
数学ができなくて悩んでいる人も多いと思います。
結論をいうと、数学コンプレックスを解消するためには、学び直すしかないです。
数学できないコンプレックスを克服する方法【学び直すしかない】
数学を学び直すしかコンプレックスを克服する方法はないと思います。
特に数学は積み上げ型の教科なので、
小学校→中学校→高校→大学
このように順番で学んでいかないといけません。
中学数学がわからないのに、いきなり高校数学を始めてもついていけないと思います。
算数がわからないのに中学数学やっても、なかなかついていけないでしょう。
よって数学が全く意味不明なら小学校からやり直すといいです。
小学校の算数から学び直す
算数は数学を学ぶために必要な超基礎的なことを学びます。
例えば、
- 基本的な計算ルール(足し算と掛け算どっち先に計算するとか)
- 分数の計算
- 図形の面積・体積
- 比例と反比例
- 速さ・時間・距離の求め方
など色々と学ぶわけです。
こういう基礎的なことが抜けていると、中学数学を学んでもよくわからなくなります。
特に計算の仕方が全くわからない場合、チンプンカンプンになります。
中学になると不等式や絶対値、連立方程式などもっと難しい計算しますからね。
よって数学に自信ない人は小学校からやり直すといいです。
「今さら、小学校からやり直すのは恥ずかしいな。。」
と思う方もいるかもしれませんが、本当に大事なことを算数では学ぶので気にせずやり直しましょう。
小学校レベルならやり直しにそんな時間かかりませんからね。
こういう本でサクッと学び直せばいいです。
中学レベルまでできるとかなり自信つく
算数が終わったら中学数学を始めるといいです。
中1~中3まで順番に学び直せば少しづつ数学ができるようになるはずです。
中学レベルになると、
- 2次方程式
- 1次関数
- 連立方程式
- 不等式
- 平方根
- 三角形の合同・相似証明
- 確率
など小学校よりも難しいことを学びます。
これらのことが一通り理解できると、相当自信はつくと思います。
この辺の知識は高校レベルになってもバンバン使うのでしっかり身につけましょう。
とはいっても数学苦手な人は中学レベルでも結構苦しいですよね。
僕自身、中学数学がチンプンカンプンのまま大人になってしまったのでよくわかります。
ですが、中学レベルなら頑張ればほとんどの方が理解できると思います。
僕もなんとか頑張って勉強したら、わりと楽勝になりました。
中学数学を学び直すにはできるだけ薄い参考書を使った方がいいです。
広く浅く全体像を知ることができますし、短時間で仕上げることができますからね。
例えば、こういう本で学び直せばいいです。
僕もこの本を使って中学数学をやり直しました。
図形の証明問題や文章問題はわりと苦戦しましたが、それ以外はそんなに難しくなかったです。
まずはこういった簡単な本を終わらせてから、難しい本や高校数学に進めばいいです。
高校数学2Bまで理解できるとコンプレックスはだいぶ解消される
中学レベルが終わったら高校レベルに進みましょう。
高校レベルになると難易度が格段に上がります。
高校数学では、
数1A→数2B→数3
と進んでいくのですが、とりあえず数2Bまで学び直せばいいと思います。
数3は理系の大学に行きたいなら必須ですが、文系なら数2Bまでの範囲です。
共通一次試験でも数2Bまでですし、国公立の文系でも数2Bまでの範囲ですから。
とりあえずその範囲まで終わらせておけば、まあまあ自信はつくと思います。
ただ、高校数学は範囲がかなり広いですし、内容も難しいです。
数1Aはまだ中学数学の延長線くらいに感じますが(それでも結構むずい)、数2Bになると一気にレベルが上がります。
例えば、
- 対数関数
- 三角関数
- 微分・積分
- 数列
- ベクトル
など今まで見たことないようなことが出てきますからね。
最初は全く意味不明で苦戦すると思います。
こういったレベルの問題を理解できれば、だいぶ数学コンプレックスも解消されると思います。
よって数2Bまでマスターすることをとりあえずの目標にすればいいですよ。
ちなみに数3では、微分積分をさらに深く学んだり、複素数平面、極限などを学びます。
正直、計算が複雑すぎてわけわからん状態になってきます。
僕自身、計算力があまりないので、数3に関しては全くできません。
数2Bで学ぶ範囲の知識もたくさん出てくるので、まずは数2Bまで終わらせた方がいいです。
参考書としては、こういう本でいいと思います。
チャート式などあまり分厚い本にいきなり手を出すと挫折します。
別に大学受験をするつもりでないなら、なるべく薄めの参考書をサクッと終わらせましょう。
それか、スタディサプリとか動画コンテンツを利用するといいです。
数学は本を読むよりも授業で聞いた方が理解しやすいので、おすすめです。
スタディサプリなら小学校~中学校の範囲の授業も観れるので、その辺がよくわからん人でも大丈夫です。
目に見える実績が欲しいなら数検を取ればいい
「学び直して理解しただけじゃコンプレックスが解消されない」
そういう人は数検を取ればいいと思います。
そうすれば客観的に数学力の有無を証明できます。
わざわざ大学に通い直すのも大変ですからね。
それに受験の場合、数学以外も勉強しないといけないです。
数学に対するコンプレックスを解消するためにそこまでする人は少ないでしょう。
数検なら数学だけ勉強すればいいので、負担も少ないと思います。
数学検定は5級~1級まであり、それぞれ対象の範囲があります(数検より下の算数検定は除く)。
数検の公式サイトによると、
- 5級:中1レベル
- 4級:中2レベル
- 3級:中3レベル
- 準2級:数1Aレベル
- 2級:数2Bレベル
- 準1級:数3レベル
- 1級:大学レベル
となっています。
どのレベルを目指すかはその人次第ですね。
わからない人は5級から順番に受けてみればいいと思います。
数検にかかる料金や試験日程は公式サイトをご参照ください。
数検公式HP
https://www.su-gaku.net/suken/
数学ができると頭よくなった気がして自信つく
数学ができると本当に自信つきますよ。
僕自身、数学を学び直したおかげで自信つきましたから。
理系の大学に通っている人から見れば、超へぼいレベルですが、自分の中では満足しています。
まあ僕の場合、趣味で数学を勉強しているだけなので、そんな高いレベル目指してませんからね。
野球やっている人だってみんなプロ野球選手目指しているわけではないでしょう?
趣味でやっている人もたくさんいます。
それと同じで、数学も専門家にならなくても趣味でやっていいわけです。
それに教養程度でも数学をやり直せば、
- 数字に強くなる
- 思考能力が鍛えられる
- ボケ防止になる
- お金の計算に強くなる
- 数字を使って説得力増すプレゼンができる
- プログラミングの勉強で役立つ
など色々なメリットがあります。
教養目的なら受験と違い焦る必要もないですし、自分のペースで勉強していけばいいです。
少しずつ勉強をしていって、数学コンプレックスを徐々に解消していきましょう。
数学はできるようになると本当に楽しいので、ぜひ頑張ってください!