【S&P500】旧つみたてNISAを4%ルールで売却してみた【収益を公開】
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こんにちは、ヤマモトです。

僕は旧つみたてNISAで投資信託を55万ほど買っていました。

商品名:eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)

使用した証券会社は楽天証券です。

みなさんご存知のS&P500ですね。

S&P500は、アメリカを代表する大型株500社で構成される指数です。

そのS&P500を4%ルールを元に売却しました。

*4%ルールをカンタンに説明すると、毎年4%づつ資産を取り崩す方法です。

4%と言っても実際に取り崩した率は3%です。

お金に困っていたからではなく、取り崩しの練習として売却してみることにしました。

どちらにせよ旧つみたてNISAの非課税期間は20年しかないので、いつか売らないといけませんから。

せっかくなので練習として売却しました。

インデックス投資の売却について知りたい人の参考になると思うので、どうぞお付き合いください。

*当記事のデータは2024年5月時点のものです。

本記事の内容

  • 旧つみたてNISAを売却して儲かった金額
  • 旧つみたてNISAを売却した感想
  • インデックス投資は出口戦略が難しい

    旧つみたてNISAを売却して儲かった金額

    儲かった金額は、、、

    23,221円です。

    まあまあの金額だと思います。

    売却時の資産は77万4,061円(元本55万+運用益22万4,061円)で、それに3%をかけて取り崩しました。

    77万4,061円×3%(0.03)=23,221円

    よって中途半端な金額になりました。

    今考えると、百円以下は切り捨てて23,000円でよかったかもですね。

    どの道、売却注文出しても、翌日の基準価格で約定されますから。

    ピッタシ3%で売るのは難しいわけです。

    それと実際に現金が振り込まれるのは、1週間くらいかかります。

    僕の場合、5/7に申込んで5/13に振り込まれました。

    楽天証券での売却方法が知りたい人は楽天公式HPを参照してください。
    楽天投資信託の売却方法

    僕もこのHPを見て、売却できました。

    売却には金額指定と口数指定を選べます。

    僕は金額指定で売りました。

    売却した後の資産の変化

    売却する前の資産状況(5/7時点)。

    次に売却後の資産状況(5/16時点)。

    • 口数:27万5,026口→26万6,985口(-8,041口)
    • 元本:55万198円→53万4,130円(-1万6,068円)
    • 評価額(元本+運用益):77万4,061円→78万8,033円(+1万3,972円)

      こういう結果になりました。

      当たり前ですが、売却したので口数と元本は減っていますね。

      ですが、評価額に関しては売却前よりもプラスになっています。

      これは売却した3%の率よりも高く、S&P500が上昇したからです(約5%くらい)。

      つまり、たった1週間くらいで評価額が回復したわけです。

      流石、天下のS&P500です。

      まあ1年後には、もしかしたら下がっているかもしれませんが。。

      ただ、売却すると口数や元本は減っていくので、いつかは資産が枯渇します。

      もし今回と同じペースで減っていくなら約33年ほどで枯渇する計算です。

      まあかなり長持ちしますね。

      老後に取り崩すなら、生きている間は資産が枯渇することはなさそうです。

      旧つみたてNISAを売却した感想

      正直、売却するのは抵抗がありました。

      やっぱり資産が少しづつ減っていくのは嫌ですね。

      これを20年、30年と長きに渡り取り崩すのは難しいかもです。

      特に老後になったら、より資産が減る恐怖は強くなると思います。

      若いうちは、資産が減っても労働でリカバリーできます。

      ですが、老後になったらそうもいきませんからね。

      失敗が許されない状況の中、冷静に取り崩せるかどうか。。。

      僕はあんまり自信ありません。

      その辺をどうするかは今後の課題ですね。

      そう考えると配当金を直接受け取れる、高配当株投資も悪くないと思います。

      株を売却する必要もありませんし。

      まあ売却して利益が出たのは嬉しかったですよ。

      頑張ってつみたてを続けた甲斐がありましたから。

      ちなみに僕は売却したお金でNintendo Switchライトを買いました。

      Nintendo Switchライトの価格が22,000円ほどだったので、ちょうど買える利益でした。

      何も働かずにゲーム機を買えたと思うと、投資して本当によかったと思いました。

      利確したお金を実際に使ってみると、ありがたみを実感できるのでおすすめです。

      取り崩してみて思いついた策

      実際に取り崩して、色々な策が思いつきました。

      思いついた策を箇条書きにすると、

      • 毎年取り崩し率を見直す
      • 取り崩し率は最大でも4%までにする
      • 暴落時は取り崩しをやめる
      • 半年ごとに分割して取り崩す(1年4%なら半年2%ずつ売る)
      • お金が必要な時だけ取り崩す

        こんな感じです。

        まだ具体的にどうするかは決まっていませんが、少しづつ調整していくつもりです。

        4%ルールをベースにして自分なりにカスタマイズするのが大事ですね。

        人によってメンタルの強さとか考え方も違うので、最終的には自分で答えを見つけるしかないと思います。

        インデックス投資は出口戦略が難しい

        インデックス投資は入り口はカンタンなんですが、

        出口はすごく難しいです。

        「ただ、売るだけじゃん」

        と思われるかもしれませんが、心理的ハードルが立ち塞がるのですよ。

        特に資産が増えることに喜びを感じる人は、資産が減るときにダメージを受けます。

        資産を増やしたいなら、資産を売るなんてとんでもないことですから。

        そもそもコツコツつみたて投資を続けられる人は、家計管理もしっかりしていると思います。

        よって、資産を取り崩さなくても生きていけるようにやりくりしていくと思います。

        結局、一度も取り崩すことなく生涯を終える。。

        そういう人も多いのではないでしょうか。

        僕はこれに関しては、別に無理して資産を取り崩さんでもいいと思います。

        資産が多ければ多いほど生きている間の安心感は大きいですから。

        お守り代わりとして売らずに保持し続けるのも1つの選択かもしれません。

        売却を考えている人は、1度お試しで売却してみるのもいいと思います。

        試しに1%くらい売ってどういう気持ちになるか検証してみるのも大事です。

        一度売って現金化すると、イメージも湧きやすいでしょうから。

        とりあえず1年目の売却は完了です。

        2年目以降はどうなることやら僕にもわかりません。

        これから時間をかけてゆっくり考えていくつもりです。

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