大人が世界史を学び直しするのに最適な本を1冊だけ紹介します
スポンサーリンク

世界史を学び直したい大人「社会人が教養として世界史を学び直す場合、おすすめの本を教えて欲しい。せめて大きな流れくらいはつかみたいな」

こういった疑問に答えていきます。

本記事の内容

  • 大人が世界史を学び直しするのに最適な本を1冊だけ紹介
  • その他おすすめの世界史の本を2冊紹介
  • 大人が世界史を学び直しするメリット

この記事を書いている僕は、これまで数百冊の本を読んできた人間です。

中でも歴史はかなり好きなジャンルで、色々な本を読んできました。

その中でもダントツにいいと思える世界史の本を見つけたので今回紹介していきます。

大人が世界史を学び直すには最適な本だと思うので参考にしてください。

大人が世界史を学び直しするのに最適な本を1冊だけ紹介


「一度読んだら絶対に忘れない世界史の教科書」この本がおすすめです。

内容が薄すぎず濃すぎず、文章が読みやすいので大人が世界史を学び直すには最適だと思います。

具体的によかった点を3つあげると以下のような感じですね。

  • 4つの地域ごとに分けて解説されている
  • あらすじを読むだけでも地域の特徴が大雑把にわかる
  • 年号を使っていないためわかりやすい

    順番に解説していきます。

    4つの地域ごとに分けて解説されている

    大きく分けて4つの地域ごとに分けて解説されているのでわかりやすいです。

    4つの地域とは、ヨーロッパ、中東、インド、中国のことですね。

    それぞれの地域を一気に解説しながら、大航海時代で全ての地域が繋がっていきます。

    これがものすごく頭に入りやすいんですよ。

    一つの地域を区切りのいいところまで終わらせてから、次の地域に進むので混乱しにくいです。

    まるでドラクエ4みたいに、それぞれのキャラクターの章があって最終的に全てのパーティーが合流するイメージです。
    今までバラバラに行動していた仲間が一緒になるシーンは僕も感動しましたね^^

    よって世界史の教科書みたいに、中東がちょこっと進んだらヨーロッパ、その後インド、中国・・・

    「あれ?何がなんだっけ?」

    みたいな感じにはなりにくいです。

    あらすじを読むだけでも地域の特徴が大雑把にわかる

    章ごとにあらすじが書いてあるのも本書の特徴です。

    あらすじを読んでおくことで、その地域の主要な特徴を押さえられるので理解しやすいです。

    中国で言えば、「皇帝の人間性に国を大きく左右させられた」とあります。
    インドで言えば、「多様性をバラバラなままに包み込む」とあります。

    このように地域ごとの統治の仕方や宗教・民族の価値観が異なる点があらすじだけでもなんとなくわかります。

    そして、あらすじを読んだ上で本書を読み進めればスムーズな理解ができるんですよね。

    年号を使っていないためわかりやすい

    年号を使っていない点もこの本の大きな特徴です。

    西暦794年にインドで・・とか、紀元前1985年にエジプトで・・とか覚えないといけないと大変ですよね。

    本書にはそういう細かい年号を省いて、世界史のストーリーが理解しやすい構造になっています。

    受験では年号も覚えないといけませんが、教養なら細かい年号を暗記する必要性はあまりないです。

    「十字軍の遠征は西暦何年に起こりましたか?」

    より

    「なんの目的で十字軍は遠征したのですか?」

    など因果関係を覚える方が重要ですからね。

    ちなみに十字軍が遠征した理由は、キリスト教世界がイスラーム世界に奪われた聖地エルサレムを奪還するために行われました。
    十字軍遠征はなんと約200年も続いた長きに渡る戦いです。

    その他おすすめの世界史の本を2冊紹介

    この項目では、その他おすすめの世界史の本を2冊紹介していきます。

    個人的には先ほど紹介した本で十分だと思いますが、一応以下のような人を対象とした本も紹介します。

    • 世界史が超苦手な人向け:ゆげ塾の構造がわかる世界史【漫画】
    • もっと詳しく知りたい人向け:新 もういちど読む 山川世界史

      世界史が超苦手な人におすすめ:ゆげ塾の構造がわかる世界史【漫画】



      どうしても世界史が苦手で意味がわからないという人は、漫画がおすすめです。

      この本を読めば、世界史全体の流れを大雑把につかめます。

      イギリスやアメリカなどの国を擬人化している点は人によって抵抗あるかもしれませんが、最初に世界史を学ぶステップとしては柔らかい感じでいいと思います。

      漫画でイメージを固めてから、世界史の本に移るとスムーズに読めるようになるのでおすすめです。

      世界史がどうしても苦手な人は漫画から入るといいです。

      もっと詳しく知りたい人向け:新 もういちど読む 山川世界史


      もっと詳しく世界史を知りたい人は、山川出版が出している世界史の本がおすすめです。

      山川出版は歴史の教科書を作っているメーカーなので、内容もすごく充実しています。

      この「新 もういちど読む 山川世界史」は、世界史の教科書を一般人向けに再編して作られているので、大人の学び直しに向いています。

      この記事で紹介した本と比べると少し難しいと思いますが、より深く世界史を知りたいならおすすめです。

      大人が世界史を学び直すメリット

      大人が世界史を学び直すメリットを最後にお話しします。

      あくまでも個人的によかったと思う点ですが、結構色んな方に当てはまると思います。

      歴史を元にした漫画やアニメなどがより楽しめる

      世界史を勉強すると歴史を元にした漫画やアニメなどがより楽しめます。

      例えば、以下のような作品ですね。

      • ベルサイユのばら:フランス革命を題材にした作品。今でも根強い人気がある。
      • キングダム:中国の春秋戦国時代をモデルにした作品。中国の始皇帝が中華統一を果たすまでの物語。
      • アドルフに告ぐ:ナチス支配下のドイツがモデルの作品。漫画界の巨匠である手塚治虫が書いた名作。

        どれも名作なので、前提知識がなくても楽しめますが世界史の知識があればより面白くなります。

        他にも世界史に出てくる人物を元にしたキャラクターや、事件なども様々な作品にありますからね。

        「あ、このキャラクター〇〇がモデルだな」

        とわかれば、結構楽しめますよ^^

        現代がいかに恵まれた時代かわかる

        世界史を勉強していると、現代がいかに恵まれた時代かわかります。

        昔は本当に戦争や革命などの争いが絶えず起こっていました。

        宗教の対立だったり、外国を侵略して植民地にしたり、最悪な独裁者に支配されて国民の人権がないなどゾッとするような世界だったんですよね。

        今でもそういう状況の地域はありますが、世界全体で見ればだいぶ減っていきました。

        それを考えると本当に今は平和な世界だと思いますね。

        衣食住は充実して、人権もある、病気になったら病院に行けるなどとても恵まれています。

        僕もこうやってブログ書いたり、読書したりとわりと好きなこともできてますからね。

        今の生活のありがたみを実感するためにも、世界史を学び直すのはとてもいいことだと思います。

        この記事を読んで少しでも世界史に興味を持っていただければ幸いです。

        スポンサーリンク